産前にタイムスリップしたら再度買うであろう育児用品をまとめる①
ベビーグッズの初期投資はいくらか
我が子を産み落とした真夏の日から早数か月、最近になってようやく育児グッズを一通り買いそろえた感がある。
「赤ちゃんはミルクしか飲まないし育てるのにそんなにお金かからない」と昔何かで見て、その時はそうなんだ~と思った記憶があるのだけれど、全然そんなことはなかった。
分娩費用(産院に支払う額)についてはたまにツイッターで話題に上るけれど、出産にあたって購入した育児用品の全ての物品リストと、その総額って見たことがない。
実際に「ベビーグッズっていくらかかりましたか?」とツイッターで聞いているマタニティアカウントさんもいたので、いっちょまとめてみるかと思った次第。
「出産前にタイムスリップしたとして、また買うだろう」と思える商品に絞ったので、簡単な準備品リストと思っていただけたら嬉しい。
(妊娠中は一日をやり過ごすことに精一杯で、育児グッズをあれこれ吟味する余裕がなく、出産後に新生児を抱えながら「とりあえず王道の物を」と楽天とAmazonをポチポチして揃えたため、掘り出し物やニッチな商品は残念ながら無いのだけれど…。)
ざっくりいくらかかるのかだけ知りたいという方向けに、おいおい総額もまとめるつもり。
まずはデカめのアイテムから
大型家具や高額なベビーグッズから。事前に準備してなかったお前が言うんかいという感じだが、基本買い直しをしないアイテム群なので、産前にある程度吟味しておくのが賢い。(リンクは全て実際に私が購入した商品なので参考までに)
①ベビーベッド 約15,000円
育児グッズの中でも最大の大きさを誇るベビーベッド。
1歳を過ぎれば大人と一緒のベッドで寝る赤ちゃんも多いので、要らないよーという意見も結構見かける。
我が家も大物家具を増やしたくないこともあって産前は「ベッドなしでベビー布団を床に敷く」方針だった、のだが。
産褥期の体の辛さは想像以上だった。
腰が痛い、股が痛い。起き上がるのがツライ、かがむのがツライ。
一日に何十回と赤ん坊を抱きあげるので、床ではなく高さのあるベッドのほうが随分楽だと産後一日目に悟った。
結局、里帰り中にミニサイズのベビーベッドをレンタルし、自宅用にはレギュラーサイズのベビーベッドのハイタイプを購入。
(最初は自宅用もレンタルのつもりだったのだが半年以上かりるなら購入とそう変わらなかった。)
寝返りできるようになっても布団からはみ出して転がる心配がないし、掃除機をかけるときもホコリが舞うのに神経質にならなくていいので、置けるスペースがあるなら用意することをおすすめしたい。
ちなみにミニサイズとレギュラーサイズで相当悩んだが、うちはレギュラーにして正解だった。我が子、成長曲線の上ギリギリをいくデカさなので、ミニだったら半年もたなかったかもしれない。
寝かしつけの時は、ベビーベッドの横に肘掛けのある椅子をおいて、椅子に背中と肘を預けながら抱っこして揺れている。
部屋が狭くなるのが嫌で最初は丸スツールに座っていたのだけれど、数日で腰と腕が死んだ。
抱っこで寝てくれたらそーっとベビーベッドに移すのだけど、ベビーベッドの高さと同じくらいなのでスムーズでよい。
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②ベビー布団セット 約19,000円
ベビーベッド買うならベビー布団は必須。
マットまで洗濯機で丸洗いできるタイプにこだわって選んだけど、マットとシーツの間に防水シートを敷いているお陰で、マットまで汚れたことは今のところない。
つまり、こだわる必要なかった。
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今やり直せるなら、もうちょっと安いのにしてその分洗い替え用のシーツと枕を買い足すなぁ。これ可愛い。
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ちなみに、マット・布団・シーツ・枕etc…のセットで買う人が多いけれど、ぶっちゃけ見た目の統一感を気にしないのであれば、ベッドマットだけ買って他はバスタオルやブランケットで代用可能。
ベッドマットだけなら2~3千円くらい。
うちもシーツや枕の洗濯中は、剥き出しのマットに防水シートとバスタオル敷いて、フェイスタオルを折りたたんで作った枕を敷いている。
めちゃくちゃ生活感ある。はやく洗い替え用にシーツ買おう…。
➂ベビーカー 約15,000円
ベビーカーは種類が豊富すぎて、検討してるとワケが分からなくなる。
私はワケが分からなくなってAmazonのセールでエイヤーと買ったクチ。
超々ざっくり説明すると、ベビーカーにはA型/B型の2種類があって、赤ん坊が親と向かい合う形がA型。進行方向を向いているのがB型。
A型はしっかりした造りで重量もあって、価格も高め。
B型は軽くて小型なものも多くて、価格は低め。
まずA型を買って、後々B型を買い足すパターンが主のようだけれど、私が購入したのはAB両型。
セールで15,000円と激安だったので、機会があれば買い替えようと思っていたけど、今のところ特に不満もないのでこのまま使い続ける予定。
AB両型では最軽量だけあって、トランクへのあげおろしも苦ではないし、片手に担いで階段もおりれる。
今でも定価の5万円からは割引されてる模様。
ちなみに後々、ベビーカー用のブランケットやら、レインカバーやら、おもちゃやら、
こまごまとしたグッズも必要になってくる。
どのみち買うんだから、最初からレインカバーつきのを買えばよかったなぁ。
育児用品のメインともいえるアイテムなので、男性各位は奥さんから高いベビーカーをねだられても「安いのもある」とか言わず買ってください。
④抱っこ紐 約32,000円
ベビーカーと同じく抱っこ紐は必須。
こちらも色々ブランドがあるけれど、私は数カ月先に出産した友人に激押しされて「エルゴ オムニ360」のメッシュタイプを購入。
そういえば先日、丁寧な暮らしのメッカ(と勝手に思っている)自由が丘を散歩した際、街ゆくママさんほとんどエルゴだった。
あとグレーを買ったのだけど、汚れが目立たないブラックかネイビーにすればよかった!これはマジで失敗。グレーはウンチ漏れたときの黄色いシミが残る…。涙
二人目に使いまわしたい場合はグレーは避けるのが無難。
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私は試着もせずに買ってしまったけれど、色んなブランド・タイプがあるので時間があればお腹が大きくなる前にベビーザらスなんかに着け心地を比べに行くのがおすすめ。
よく首座り前の抱っこ紐として名前が挙がるコニーは、残念ながら今のところ我が家ではほぼ出番なし。
首がぐにゃぐにゃの赤ちゃんを抱っこ紐に入れて移動するのが怖くてベビーカーばかり使っているうちに、コニーではキツそうなサイズに成長してしまった…。
首が座ってもコニーにすっぽり収まりそうな赤ちゃんなら重宝するのかもしれない。
⑤バウンサー 約21,000円
ベビーベッドをリビング以外の場所に置くかつ、床生活ではない家庭におすすめ。
我が家ではリビングダイニングでの赤ん坊の定位置。
毛布の上に転がしておいてもいいのだけど、傾斜があるほうがソファや椅子に座ったときも目が合うし、ちょっとのグズりなら揺らしておさまることもある。
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ただ、自分で動けるようになってくるとバウンサーの拘束を嫌がり始めるようなので、もしかしたら数か月後には必要なくなっているのかもしれない。
とはいえこの毎日使っているので買って後悔はなし。
定価は約2万と高いけれど、フリマアプリなら半額以下で取引されているので、中古に抵抗がなく費用を抑えたいという方は利用してみては。
最近、おもちゃに興味を示すようになったのでバウンサー用トイも検討中。
可愛いけどお値段はあんまり可愛くない。
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⑥ネムリラ 約19,000円(レンタル)
必須ではないけど、導入して寝かしつけが大分楽になった商品。
我が家では、眠くて機嫌が悪い赤ん坊をネムリラで半ば強制的に寝落ちさせている。(完全に寝たらベビーベッドに移動)
高額だけれど赤ちゃんによって合う・合わないがある商品なので、レンタルで導入してみるのが良いかと。
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ちなみに我が家のベビールームは4畳半なのだけれど、ベビーベッド、ネムリラ、大人用のベッドマットで床面ギッチギチである。
⑦ベビーバス 約7,000円
赤ちゃんを入れるためのちっちゃいお風呂。
里帰り中は母親が「我が家は代々これや」と自信満々に出してきた発泡スチロールの容器(りんごが入ってたやつ…)を使っていたけど、自宅帰ってからソッコーちゃんとしたやつ買った。
ゴメンお母さん。
2ヶ月目からは親と入浴できるので、頑張ればベビーバスなしでもいけるけど、ワンオペの場合はあったほうが確実に便利。
うちが使ってるのはストッケのフレキシバス。
折りたたんで車に積んで旅行にも持っていけるのが決め手。
ただお座りできない子はツルンとお尻が滑っていってしまうのでずっと支えている必要があり、腕がもげそうになる。
お座りできるようになるまでは、西松屋とかにある空気入れるタイプのベビーバスか、寝かせられるタイプのバスチェアのほうが良いかもしれない…。
見た目はスタイリッシュで好きなんですけどね。
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ワンオペの際に脱衣所に赤ん坊をおくスペースとして重宝するのがIKEAのエアマット。
ビニール製で汚れはすぐ洗えるので、綿棒浣腸の際や、小さな赤ちゃん連れの友人が遊びに来た時にも活躍する。これは本当に買ってよかった。
専用カバー(確か700円だった)がタオル生地なのも◎
IKEA、オンラインショップができてから現地まで行かなくてよくなって本当に助かる。
以上、大物アイテムのまとめでした。
総額128,000円なり。ベビーカーが相場より激安なので、多分抑えられているほうではないかと…。
長くなりすぎるので、続きはまた別記事に!