平成に生まれ令和に産んで

新米母の備忘録

産前にタイムスリップしたら再度買うであろう育児用品をまとめる②

購入した母乳&ミルク用品を紹介します

前回ベビーベッドやベビーカー等の大型アイテムを紹介したのだけれど、今回は母乳&ミルク関連、もとい乳首関連の商品を紹介したいと思う。

まずは乳首ケアに必要な商品から、熱量大きめにお送りする。

なぜ熱量が大きいというと、産後しばらく母親の脳みその3割は「乳首が痛い」に占められ、例によって私も「いかに乳首の痛みをごまかすか」に苦心したからである。

ちなみに私は現在進行形で乳首がケロイド状にただれている。赤子の吸引力すごい。

きっと痛みに泣くであろうあなたの、乳首ガーディアンになりたい。

まずはピュアレーンを買おう

母乳育児の相棒・ピュアレーン。乳首専用クリームみたいなもん。産後すぐはとにかく擦り切れて痛いので、授乳後は毎回ピュアレーンを塗りこんで凌いでいた。

もう涙が出るほど痛くてたまらないという夜は、ピュアレーンをてんこもりに塗布した上からラップをはって、ピュアレーンパックをすると少し痛みが和らぐ気がした。(自己責任でお試しください)

ちなみに産後5~7日間は入院生活を送るため、自宅で使用する育児用品は入院中に通販で手配しても十分間に合う。私も、前記事で紹介した商品は全て産後に購入した。

ただこのピュアレーンだけは、ツイッターの先人におすすめされたので産休中に購入し、お守りがわりに入院時に持っていった。

産後すぐは、「初乳」という免疫物質が含まれているという母乳を赤ん坊に含ませるため、母乳育児にこだわりがあろうがなかろうが授乳を促される病院がほとんど。

私の場合、産み落として12時間後にはこのピュアレーンのお世話になった。

もしかしたらピュアレーンを必要としない屈強乳首の可能性もあるが、乳首に自信がない方は入院バッグに入れておいて損はないと思う。

 私は上記の7グラムのチューブを1ヶ月経たず使い切ったので、次は大容量のチューブを購入した。

容量と値段を考えると最初から大容量タイプを購入した方が圧倒的にお得なのだけれど、冬はクリームがかたくなってかなり絞り出しにくいというデメリットが。

これから出産の方は、小さいチューブのほうがストレスがないかも。

 

逆に出番があまりなかった乳首グッズたち

乳首の痛みには相当悩まされたため様々なグッズを買いあさったが、改めて振り返ってみるとピュアレーン以外の商品は正直要らなかった。(あくまで私の場合)

授乳時に乳首に貼り付けることで痛みをやわらげるニップルシールドは数種類のメーカーのものを揃えたが、吸い方がまだヘタな新生児の場合うまく飲めないようで、即お役御免となった。

(後日、シャワー時に乳首の傷口がしみるので「もしや!?」とひらめき貼って入浴してみたことがあるが、すぐとれた)

一応近い将来、歯が生えてきたときに活躍のチャンスがあるかもしれないと保管してある。チャンスがこないことを祈るばかりである。

 

藁をもすがる思いで購入した、メデラのハイドロジェルパッド。乳首用の絆創膏なのだが、4枚で2千円超という超高級絆創膏である。

さらに新生児はいつおっぱいを欲しがるか分からないので、貼った10分後に泣かれてゴミと化す可能性もあるというハラハラ要素も孕んでいる。

「一枚が大きいので4つにカットして使っている」という口コミもあったが、しっかり分厚いので小さいと吸着面が浮いてきてしまい、すぐ剥がれてしまった。

2千円で乳首のひと時の安寧が買えるなら安いもの!と思えるのであれば購入してもいいかもしれない。

搾乳機は産後でも間に合う

搾乳機は母乳育児にはなくてはならないアイテムではあるが、あくまでも「母乳が絞れるほど出る」お母さん向けのものなので、産後に母乳育児でいけそうであれば購入する、でも十分かと。

私の場合は、入院中に一日何回か搾乳した母乳を哺乳瓶であげるよう指導されたため購入。

産院で使っていたものがたまたまメデラの手動タイプだったので、同じものを選んだ。他を使っていないので使い心地の比較検討はできないが、特に不満なし。

ちなみに手絞りは挑戦したことがないのだけれど、痛いのと乳腺が詰まりやすいので搾乳機を使うよう、助産師さんからアドバイスされた。

搾乳機を使う際の注意点として、乳を搾りながらボーっとするのは絶対やめたほうがいい。私は深夜朦朧とした意識の中、搾乳機をシュコシュコしており、気付いたらボトルの中身がイチゴミルク色になっていた。己の乳首から鮮血が噴射する様はかなりショッキングで、その晩はしばらく寝付けなかった。

 産後0~1ヶ月は、赤ん坊が母乳を飲む量が一定ではなく頻繁に張って痛かったので、かなり搾乳機の出番があり、電動タイプも追加で購入。

両胸タイプと迷ったが、片胸でも手動よりずっと楽だったので、事足りた。

搾乳機がうなるブゥンブゥンという音を聞きながら母乳が搾り取られていく様を見ていると、乳牛になったかのような気分になる。

ちなみにメデラの搾乳機には搾乳を絞ったボトルから飲ませることのできる「カーム(乳首)つき」のものとそうでないものがある。

カームつきのほうが少し値段が高い。

私はお得かなと思ってカームつきを選んだものの、我が子はプラスチック製のカームがお気に召さなかったようで、全く出番がないままクローゼットにしまわれている。

合う哺乳瓶が見つからずジプシー中というわけでないなら、無理にカームつきを購入しなくてもいいかも。

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授乳インナーはキャミソールタイプが楽

授乳インナーはベルメゾンカップ付きキャミソールタイプを愛用している。

楽、この一言に尽きる。ワイヤー入りの授乳ブラを毎日つけられる女性がいたらとても尊敬する。私は体型のラインが出る服を着る際にだけ授乳ブラにつけかえて、それ以外はずっとこのキャミソールで過ごしている。

また産後は胸がびっくりするくらい成長し、事前に購入していたブラが合わないなんてこともあるので、ある程度のサイズをカバーできるキャミタイプは失敗がなくておすすめ。

 夏場に出産する場合は、キャミソールは重ね着すると暑いので、ワイヤーなしのハーフトップがいいかもしれない。

哺乳瓶探しの旅は終わらない

母乳とミルクを半々の割合で与えている我が家。大体の育児用品は定番商品を購入して上手くいっていたのだが、哺乳瓶だけはちょっと苦労した。

産前、「病院と同じ哺乳瓶を買うのが良い」とネットで見たためピジョンの母乳実感を購入したのだが、我が子は飲むスピードが半端なく速く、規定量を飲ませても「まだ飲み足りない」と怒るため、「出にくい哺乳瓶」を探す必要があった。

母乳実感をはじめ、新生児用の哺乳瓶の乳首は予め小さな丸い穴が乳頭に開いており、吸い付かなくても瓶を傾けるだけでミルクが出てくるような作りになっている。

早飲みタイプの赤ん坊の場合、このタイプは相性が悪い。 

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ネットで「出にくい 哺乳瓶」「早飲み防止 乳首」などと検索して、ドクターベッタの哺乳瓶と、別売りのクロスカットの乳首を購入。

ロスカットの乳首とは、乳頭に十字の切込みが入っている乳首のことを指す。傾けただけではミルクが出てこず、ぐっと咥えて顎で搾り取る動作をしなければならないので、早飲みの子にはぴったり。

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1ヶ月くらいまではこのドクターベッタで毎回ミルクをあげていたのだが、おそろしいことに我が子は成長とともにこの飲みにくい乳首をも攻略してしまい、さらなる哺乳瓶探しの旅に出た。

そして出会ったのが現在も愛用中のビーンスタークの哺乳瓶である。

こちらは乳首の先に空気弁がついており、ちょっとやそっとではミルクが出てこないようになっている。

ちなみにビーンスタークには広口タイプの哺乳瓶もあり、そちらも使っていたのだが、なぜか途中から受け付けてくれなくなった。何がダメなのか、本人に聞いてみたい。母ちゃん何本哺乳瓶買ったと思てんねん。

 

そんなこんなで、ピジョンの哺乳瓶2本、ドクターベッタ1本、ビーンスターク2本、計5本の哺乳瓶、別売りの乳首が4つほどが存在している我が家。

ビーンスタークのうち1本は新品を友人がくれたのだが、それでも1万円近く哺乳瓶ジプシーに費やした計算である。

もし二人目が生まれた暁には、乳首ビュッフェでもしてお気に入りの一本を見つけてもらおうと思う。気に入ったのが見つかったら新品を買おうね。

 

以上、母乳&ミルク編でした。

購入した物の総額は約5万弱ですが、不要だった乳首保護グッズ、電動搾乳機、哺乳瓶ジプシーを除けば約2万円ほどかと。額にしたらそれほどでもないけれど、試行錯誤しながら集めたので前回より思い入れのある商品たちでした。

 

次回、その他育児グッズ編へ続きます。